【ベトナム物流の基礎知識 vol.1】南北主要港の概要・課題・今後の展望を徹底解説!
こんにちは!日越間の国際物流・フォワーディングに強い「ポートリッチ」です。 経済...
【ベトナム物流の基礎知識 vol.1】南北主要港の概要・課題・今後の展望を徹底解説!
こんにちは!日越間の国際物流・フォワーディングに強い「ポートリッチ」です。
経済成長が著しいベトナムは、日本企業にとっても主要な製造拠点・輸出入相手国として存在感を増し続けています。しかし、ベトナムでのスムーズな物流手配を実現するには、北部と南部「北部」と「南部」で大きく異なる港湾事情や物流インフラの特徴を正確に把握しておくことが欠かせません。
今回は、自社で作成したマップも交えながら、ベトナムの主要港湾である「ハイフォン港(北部)」「ホーチミン港・カイメップチーバイ港(南部)」の概要、近況、課題、そしてこれからの展望について分かりやすく解説します!
1. ベトナム港湾の全体像と地域別の特徴
・ベトナムは南北に長い国土を持っており、物流網も大きく「北部(ハノイ・ハイフォン中心)」と「南部(ホーチミン中心)」の2つの巨大経済圏に分かれています。
•北部エリア
電子部品、自動車、精密機器などの製造業が集積。中国国境に近い立地を活かしたサプライチェーンが発展しているエリア。
•南部エリア
衣料品、日用品、食品、家具などの軽工業・農水産業から重工業まで幅広く展開。ベトナム最大級のコンテナ取扱量を誇る商業の中心地です。
2. 北部物流の要「ハイフォン港(Haiphong)」
•首都ハノイの東側に位置するハイフォン港は、ベトナム北部最大のゲートウェイです。
●港の概要と近況
•従来のハイフォン港(ディンブー地区など)は河川港(内陸港)であり、水深が浅いため大型コンテナ船が直接寄港できませんでした。しかし、日本のODA支援等により完成した外洋深水港「ラックフェン港(Lach Huyen)」が開港したことで状況は一変。北米や欧州への直行便を含む大型船の寄港が可能となり、北部ベトナムの物流能力は飛躍的に拡大しました。
●現状の課題
•航路の浅掘り(土砂堆積)問題: 河口付近に位置するため土砂が溜まりやすく、継続的な浚渫作業が必要です。浚渫スケジュールや航路制限によって、一時的に船の入出港制限が生じることがあります。
•アクセス道路・インフラの混雑: ハノイや周辺工業団地とを結ぶ主要道路(高速道路や国道)の交通量が増加しており、ピーク時のトラック渋滞が課題となっています。
•これからの展望
ラックフェン地区ではさらなるターミナル拡張(第3〜第6ターミナル等の建設)が進められています。また、背後圏(ヒンターランド)を結ぶ鉄道接続や物流パークの増設構想もあり、北米・欧州・アジア各国とのダイレクト接続能力がさらに向上する見込みです。
3. 南部物流の拠点「ホーチミン港」と「カイメップ・チーバイ港」
・ベトナム最大の経済都市ホーチミンを中心とする南部は、複数の港湾群が連携して機能しています。
●港の概要と近況
・ホーチミン港群(カトライ港など): 市街地に近く、非常に便利な位置にある主力コンテナ港です。しかし、川沿いにあるため大型船の入港には限界があります。
・カイメップ・チーバイ港(Cai Mep – Thi Vai): ホーチミン市から南東に位置するバリア・ブンタウ省にある大水深港です。メガコンテナ船(超大型船)が直接着岸でき、欧米向けの直航便が多数就航しています。
●現状の課題
・カトライ港の深刻なキャパシティ超過・慢性渋滞: 便利さからカトライ港に貨物が集中しやすく、ターミナル内や周辺道路の慢性的な混雑が続いています。
・内陸輸送(ICD・道路)との連携不足: カイメップ・チーバイ港は設備としては優れているものの、ホーチミン市内や周辺の工業団地からの距離があり、バージ輸送(はしけ)や陸上輸送でのアクセスインフラ整備が追いついていない面があります。
●これからの展望
・ホーチミン市街地の混雑緩和のため、政府は中長期的に市内の河川港機能を徐々に郊外やカイメップ・チーバイ港、さらには新規構想中の「カンゾー(Can Gio)国際トランシップ港」等へシフトさせる方針を掲げています。南北高速道路の整備と相まって、より広域でシームレスな物流ネットワークへの移行が進んでいます。
○Sea-NACCS(海上貨物業務):港湾における船積・荷揚手続き、保税管理、海上通関などをカバー
○Air-NACCS(航空貨物業務):空港における貨物搬入・搬出、航空通関、事前仕分けなどをカバー
両者が一元化されたことで、輸送モードを問わず統一されたインターフェースで業務を進めることが可能です。
3. 日越物流のことなら「ポートリッチ」にお任せください!
・ポートリッチは、日本〜ベトナム間、日本~アメリカ、ベトナム~アメリカの国際輸送に特化した強みを持つフォワーダーです。※3国間輸送も可能です。

Portrichでは、国際物流の最適化をご提案しています。
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