【ベトナム貿易の基礎知識 vol.2】主要な輸出先国ランキング・主要品目・FTA/EPA活用法を徹底解説!
こんにちは!日越間の国際物流・フォワーディングに強い「ポートリッチ」です。前回の...
【ベトナム貿易の基礎知識 vol.2】主要な輸出先国ランキング・主要品目・FTA/EPA活用法を徹底解説!
こんにちは!日越間の国際物流・フォワーディングに強い「ポートリッチ」です。
前回の記事では、ベトナム南北の主要港湾事情(ハイフォン港、ホーチミン港、カイメップ・チーバイ港)や物流インフラについて解説しました。
第2回となる今回は、ベトナムの「輸出先国ランキング」「主要輸出品目」、そしてコスト削減やサプライチェーン構築のカギを握る「各国とのFTA/EPA(自由貿易協定)」について分かりやすく徹底解説します!
国際物流手配や通関手続きを検討されている貿易・物流担当者様は、ぜひ参考にしてください。
1. ベトナムの主要輸出先国ランキング
・ベトナムは「世界の工場」として急速な経済成長を続けており、世界各国との貿易取引量を拡大させています。
【主な輸出相手国】
•アメリカ(USA):最大手の輸出先。電子機器、衣料品、履物、家具などを中心に圧倒的なシェアを占めています。
•中国:農水産物、電子部品、素材関係の輸出が多く、地続きの物流網(陸送・海上)が活発です。
•EU(欧州連合):EVFTA(日・EU等の協定効果)により、電子機器や農産物、繊維製品の輸出が拡大傾向です。
•ASEAN諸国:地域内サプライチェーンの深化により、機械部品や原材料の取引が活発です。
•日本:衣類・繊維製品、電子部品、機械・同部品、木製品などが主要な輸出品目となっています。
•特に「ベトナム ⇔ アメリカ」および「ベトナム ⇔ 日本」の物流ラインは、日本企業の製造拠点・拠点分散(チャイナプラスワン)戦略においても極めて重要なルートとなっています。
2. ベトナムの主要輸出品目と地域別特徴
•ベトナムの輸出品目は、従来の軽工業中心から、高付加価値な電子・精密機器分野へとシフトしています。
●港の概要と近況
•電気・電子機器およびその部品:スマートフォン、半導体関連部品、パソコン等。主に北部エリア(ハノイ・ハイフォン周辺)に集積しています。
•衣類・繊維製品・履物:ベトナムの伝統的な強みであり、南部エリア(ホーチミン周辺)を中心に幅広いサプライチェーンが展開されています。
•機械・設備およびその部品:工場用機械や自動車関連部品などの製造・輸出が拡大しています。
•農水産物・木製品(家具):コーヒー、水産物(海老・ナマズ等)、木製家具など、南部エリアを中心に世界へ輸出されています。
●現状の課題
•航路の浅掘り(土砂堆積)問題: 河口付近に位置するため土砂が溜まりやすく、継続的な浚渫作業が必要です。浚渫スケジュールや航路制限によって、一時的に船の入出港制限が生じることがあります。
•アクセス道路・インフラの混雑: ハノイや周辺工業団地とを結ぶ主要道路(高速道路や国道)の交通量が増加しており、ピーク時のトラック渋滞が課題となっています。
•これからの展望
ラックフェン地区ではさらなるターミナル拡張(第3〜第6ターミナル等の建設)が進められています。また、背後圏(ヒンターランド)を結ぶ鉄道接続や物流パークの増設構想もあり、北米・欧州・アジア各国とのダイレクト接続能力がさらに向上する見込みです。
3. 各国とのFTA / EPA(自由貿易協定)活用法」
・ベトナムは世界でも有数の「FTA先進国」であり、多数の多国間・二国間貿易協定を締結しています。これを上手く活用することで、関税削減や貿易コストの最適化が図れます。
| ●協定名 | ●主な対象国・地域 | ●メリット・特徴 |
| CPTPP(環太平洋パートナーシップ協定) | 日本、カナダ、オーストラリア等 | 高水準の関税撤廃。原産地規則を満たすことで関税メリットを享受可能。 |
| RCEP(地域的な包括的経済連携協定) | 日本、中国、韓国、ASEAN等 | アジア域内のサプライチェーン全体で累積制度等を活用しやすい。 |
| AJCEP / JVEPA | 日本 ⇔ ベトナム | 日越間の特定品目における関税削減・撤廃手続きに活用。 |
| EVFTA | EU ⇔ ベトナム | 欧州向け輸出における大幅な関税撤廃。 |
・FTA/EPAの経済連携協定系のマッピング図

【フォワーダー視点でのFTA活用のコツ】
・関税削減のメリットを受けるには、「原産地証明書(C/O)の適切な取得」と「正確なHSコードの設定・通関申告」が必須です。現地通関事情に精通していない場合、申告漏れや書類不備により関税トラブルが発生することもあります。
例えば、こんなお悩み・お問い合わせはございませんか?
「FTA/EPA(原産地証明)を適用した最適な輸出入ルート・関税削減策を知りたい」
「ベトナムからのアメリカ向け(または日本向け)海上・航空輸送コストを見直したい」
「現地の通関やドレージの手配を一元管理して効率化したい」
「既存のフォワーダーと相見積もりを取り、輸送品質と価格を比較したい」

ベトナム北部(ハイフォン・ハノイ)から南部(ホーチミン・カイメップ)まで、貴社のサプライチェーンに最適な輸送プランをご提案いたします。
まずはお気軽にポートリッチまでご相談ください!
ポートリッチは、日本〜ベトナム間、日本〜アメリカ間、ベトナム〜アメリカ間の国際輸送に特化した強みを持つフォワーダーです。
株式会社Portrich
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