
物流をアウトソーシングするメリットとは?
「なんでこんなにも配送手続きは面倒なんだろう?」「ビジネスを拡大していきたいが、...
物流をアウトソーシングするメリットとは?
「なんでこんなにも配送手続きは面倒なんだろう?」「ビジネスを拡大していきたいが、今よりももっと物流業務に手間がかかるのでは?」
実際に物品取引をしていて物流業務に困っているが、アウトソーシングをしようとした場合に何をどうすればよいのかわからない方は、こんな事で悩まれているのではないでしょうか?
その他にも物流のアウトソーシングってどこまでやってくれるのか、アウトソーシングした場合のデメリットは無いのか、実際にアウトソーシングにはいくらかかるのか、といった点も知っておきたいですよね。
そこで今回は、どんな場合に物流をアウトソーシングするとメリットが大きいのかについて紹介します。
この記事を読んで、物流をアウトソーシングした方が良いのかどうか判断できるようになれば幸いです。
では、それぞれ見ていきましょう!
物流のアウトソーシングとは?

物流アウトソーシングとは、在庫管理や入出庫作業などの物流業務を外部へ委託することです。
物流業務を物流の専門家に委託することで、「人手不足」や「販売機会の損失」「保管スペースの確保」といった日常起こりがちな問題を効率的に解決できる可能性があります。
今回は、物流アウトソーシングのメリットやデメリットをそれぞれ検証しながら、そのメリットを最大限生かせるような活用の仕方を説明いたします。
物流アウトソーシングのメリット
物流アウトソーシング導入のメリットについて工数面、費用面、品質面の3つの側面からご紹介します。
工数をコア業務に集中できる
物流アウトソーシングによって得られる最大のメリットはコア業務への集中を実現することです。
多くの物流アウトソーシング業者は、複数の事業者が共同で利用するシェアリングセンターの形態を取っていますので、日々の物流業務を仕組みとして回すことに特化しています。
また、時期によって配送量に差がある場合でも、物流アウトソーシングを利用すれば安定して対応できるようになります。
すなわち年末年始や期末期初など配送業務集中しやすい繁忙期などは工数面でのやりくりに苦労します。
アルバイトやパートの大量採用に確保に奔走したり、同時に繁忙期ゆえに採用コストなどもかさんだりします。
そのような場合でも、アウトソースをしておけば前述のような課題も委託先で解決してくれます。
したがって、自社の社員の勤務時間も全てコア業務に充てることができ、採用コストや教育コストなどの削減も期待できるでしょう。
その結果、極めてシステマチックに日々の物流業務を回すことができますので、コア業務に、ヒト、モノ、カネや時間などのリソースを投入することが可能になるのです。
物流コストの改善が期待できる
物流アウトソーシングを検討する際、皆さんが気になることが費用の面ではないでしょうか?
多くの場合は複数の物流業者から相見積もりを取りますが、各物流業者で金額算出の方法が異なるため1配送あたりの金額やトータルでのコスト比較をするケースが多いです。
費用面での物流アウトソーシングのメリットは、毎月の費用を変動費できることです。
作業員を自社雇用している場合、物量に関わらず人件費は固定でかかりますが、アウトソースすることで固定費から変動費にすることができます。
これにより、件数が伸びなかった月にはその分費用も減り、事業者にとっては損益分岐点を下げることにつながりますので、企業の財務面にも好影響を与えます。
また、物流アウトソーシングを行うことで、コストを明確にできるというメリットもあります。
物流のコスト削減を自社で行おうとした場合には、梱包資材の変動費や人件費といった細かい支出を徹底して管理することが求められます。
しかし、それらを物流のプロにアウトソーシングすることで、細かな物流コストをデータも含めて外部に委託することで管理することができるでしょう。
顧客満足度が向上する
自社発送では、日々のイレギュラーな事象への対応を余儀なくされることが多々あります。
このことはお客様にとっての品質に関わる問題となります。
自社内で全て対応すると、件数が増えるほど処理の精度が下がり、ミスが増える確率も相対的に高くなりますが、専門の物流業者にアウトソーシングすることで、将来のクレームの芽を摘むことにもつながるのです。
物流アウトソーシング業者では都度仕組みを不具合に対応できるようにアップデートを行うことによって、次回のイレギュラーの発生を防ぐような取り組みを行っています。
このようなトラブルに対する対応に関しては、専門のノウハウがあることも大きなメリットと言えるでしょう。
自社で全ての物流を完結させようとすると、発送作業を行う場所や倉庫のスペースなどで多くの制約を受けることになります。
また、お客様からの色々なご要望に対応する「要求品質」の観点も物流アウトソーシングのメリットがあります。
昨今は時流によって顧客のニーズは次々と変化していくため、企業にも柔軟な対応が求められますが、一度構築してしまった物流を変えることは簡単ではなく、時間もコストも膨大にかかります。
そんな時に要求品質に最適なアウトソーシング先を選択することで、その時々に合わせた運用ができより高い品質のアウトプットができるようになります。
物流アウトソーシングのデメリット
物流アウトソーシングのメリットを説明させて頂きましたが、ここではデメリット(注意する点)も簡単に説明いたします。
【物流アウトソーシングのデメリット(注意する点)】
① 物流業者各社によって金額の算出方法に相違がある。
② 出荷件数が少ない際には、自社独自の戦略として行っていたような物流施策を持ち込むことができないケースがある。
③ 物流業者と発注側事業者の当たり前の認識の相違で想定していなかった荷姿で商品が届く。
④ 物流アウトソーシングを請け負っている会社と契約をしていても、実際に作業を行うのは下請け・孫請け業者であることも少なくないので、責任の所在が不明確になる。
⑤ 専門業者の質の高いサービスが受けられる反面、自社にはノウハウが蓄積されづらい。
上記に物流アウトソーシングのデメリット(注意する点)を説明させて頂きましたが、いずれの問題も依頼する物流アウトソーシング先と事前に十分に打ち合わせをしておくことで回避ができると思います。
デメリットもしっかり理解し要点を押さえることによって、上手に物流のアウトソーシング成功させましょう。
物流アウトソーシングをうまく使えばメリット大!

以上、物流をアウトソーシングするメリットを説明させて頂きました。
物流の世界でも、現代のように複雑で多様化した業務の中では、物流のアウトソーシングが非常に大きな助けになってくれ欠かせない存在になっています。
ここまでご覧いただいた方は、この複雑で多様化した物流業界で持っている現状の課題も解決をして、工数やコストのメリットを最大限にしたいとお考えではないでしょうか?
それを「今までにない次世代の物流プラットフォーム」を使って解決する会社があります。
我々は、「物流をもっとシンプルに。」を目指す、フォワーディング X デジタルを掛け合わせた”デジタルフォワーダー”です。
今までの非効率的、非生産的な貿易業務をデジタル化によって開放していきます。
是非一度下記「Portrich」のWebサイトをご確認頂ければと思います。
きっとみなさまのお役に立てると思います。
Transportation
輸送サービス
海外現地法人の施設を活用することで、細かなサービス提供に加え、多様な貨物を取り扱うことが可能です

小口貨物でも効果的な輸送プランを設計し、現地事情を踏まえた輸送設計を行うことが可能です

小口貨物を含む一般航空貨物を空港止めのみならず、全世界に向けて航空ロジスティクスサービスを展開しております

グローバルで標準配送からバイヤーズコンソリデーションまで幅広い陸上輸送の提案が可能です
Logistics Management
国際貿易マネジメント
海上・航空・陸上において、貨物の追跡からタスクの管理・費用・過去のやり取りなどを一目で確認でき、シームレスな物流体験を提供しています

通関士や業界のスペシャリストが在籍しているため、迅速・確実な税関サービスを提供できます

当社では倉庫などの入出庫・保管サービスをはじめ、より付加価値の高いロジスティクスサービスをお客様にお届けします

輸送中・保管中における貨物のさまざまなリスクによる損害をカバーし安心と安全を確保します