物流、ロジスティクス、SCMの違いを徹底解説【もう迷わない】

物流、ロジスティクス、SCMの違いを徹底解説【もう迷わない】

日々ニュースや業務の中で耳にすることが多い「物流」と「ロジスティクス」という言葉。

どちらも何となく「物が流通すること」として捉えている方が多いのではないでしょうか。しかし、実はこの2つの言葉は似て非なるもの。細かく定義すればまったく別の概念を指す言葉なんです。指している概念が違えば、業務効率化に向けた解決策も変わってきます。

今回は、そんな「物流」と「ロジスティクス」の指す概念や領域の違いやSCM(サプライチェーンマネジメント)との関連、そして「ロジスティクス」を成功させるためのポイントについてご説明します。

それぞれの言葉の意味を理解したうえで、業務効率化に向けた最適な解決策を見つけるきっかけにしていただけると嬉しいです。

物流とロジスティクスの違い

物流とロジスティクスの違い

冒頭でもお伝えしたとおり、「物流」と「ロジスティクス」は混同しがちな言葉です。しかし、その示す概念はまったく違っています。

一言でいうと、「物流」は「人へ物が流れるプロセスにおける活動」のことを、「ロジスティクス」は「物を運ぶためのプロセス管理」のことを指します。…と、これだけ言われても正直ピンときませんよね?

ということでここから先は、「物流」と「ロジスティクス」がどんな内容なのかをより具体的にご説明していきます。

物流は、人へ物を運ぶ過程における活動のこと

「物流」とは、その言葉の通り「物」が消費者の元に届くまでの一連の「流れ」における活動のことを指しています。

その一連の活動の中には、輸送・配送、保管、包装、荷役、流通加工、情報処理といった6大機能と呼ばれる機能が存在しており、その各機能が連携することで、生産者から数100キロメートル、数1000キロメートルと離れたところにいる消費者の元に商品が届きます。

また、「物流」と一括りで言っていますが、そこから対象を絞り込んで調達物流・販売物流・消費者物流といった分け方をする場合もあります。

なお、「物流」と似た言葉で「流通」という言葉もありますが、「物流」は「流通」の中に含まれており、「物流」と「商流」を組み合わせたものが「流通」です。

商流も消費者の元へ届くまでの一連の流れを指すのですが、「商品」を対象としていないという点で、今回取り上げている「物流」や「ロジスティクス」とは異なっています。具体的には、一連のプロセスにおける所有権の移転、交渉や契約を通じた金銭や情報の流れを対象とします。

それぞれの違いを理解して、業務効率化を目指そう

それぞれの違いを理解して、業務効率化を目指そう

いかがでしたでしょうか。

本記事では同じような意味として使われている「物流」「ロジスティクス」「SCM」の違い、そして「ロジスティクス」の役割や成功させるためのポイントをご紹介しました。

記事の中でもお伝えしたとおり、「物流」「ロジスティクス」「SCM」は似ているようで指している領域がまったく違っています。領域が違えば、当然それぞれによって課題やその解決策も変わってきます。ぜひ抱えている課題に対する適切な対策を見極めて、実施するようにしてください。