FCLとLCLの意味や違いとは?メリット・デメリットを知らないと損?!

FCLとLCLの意味や違いとは?メリット・デメリットを知らないと損?!

貿易に携わる場合、「FCL」や「LCL」という用語をしばしば耳にします。
この「FCL」や「LCL」の意味や違い、それぞれのメリットやデメリットについて解説しています。

「FCL」や「LCL」の意味や違いを知ると、よりスムーズに貿易に関する手続きや業務を行えるようになり、適切な料金での輸送を実現することができます。

FCLとLCLの違いを知っておくことが大切です。

FCLとLCLの意味と違い

FCLは荷主がコンテナを単独でまるまる一個分借りて輸送することで、LCLは荷主が貨物を混載で輸送する方法です。

・FCL‥‥「Full Container Load」(コンテナ便)

・LCL‥‥「Less than Container Load」(混載便)

FCLとLCLのそれぞれの意味は上記のとおりですが、LCLは「CFS貨物」とも呼ばれます。
フォワーダーとやり取りする場合は、CFS貨物と呼ばれることが多いかもしれません。

FCLとLCLの違いは、分かりやすく言うとコンテナを一個独占するか、シェアするかの違いになります。
荷主が一人か、または複数いるのかということですね。

例をあげるとFCLの場合は、コンテナの中に自分の貨物だけが入っていて、LCLはコンテナの中に自分の荷物の他、複数の荷主の荷物が入っているということです。

FCLもLCLもどちらも貿易業界では良く使われる言葉なので、セットで覚えておきましょう。

FCLとLCLのどちらで輸送するか?

FCLにするかLCLにするかを考慮する場合、コンテナの大きさを基準に、どちらの輸送形態で貨物を輸送するのか決める必要があります。

そこでまずは、コンテナの大きさがどれくらいなのかを把握しておきます。
コンテナはどれくらいの大きさなで、どんな種類があるのでしょうか?

コンテナの大きさや種類、FCLとLCLのどちらで輸送するのかを具体的に見ていきます。

コンテナの大きさや種類を知る

コンテナには色々なサイズや種類があります。
貨物の形態によって特殊なコンテナなども利用することができます。
コンテナには次のサイズがあります。

・10フィートコンテナ(長さ,991mm/幅,438mm/高さ2,438mm)
・20フィートコンテナ(長さ6,058mm《約6メートル》/幅2,438mm/高さ2,438mm)
・40フィートコンテナ(長さ12,192mm《約12メートル》/幅2,438mm/高さ2,591mm)
・40フィートハイキューブコンテナ(長さ12,192mm《約12メートル》/幅2,438mm/高さ2,896mm)

またコンテナには次のような種類があります。

・ドライコンテナ(最も流通している一般的なコンテナで、鉄製の箱になっている)
・バルクコンテナ(飼料など、包装されておらずばら積みになっている貨物用のコンテナ)
・リーファーコンテナ(冷凍・冷蔵・加温が可能なコンテナ)
・ベンチレーターコンテナ/通風コンテナ(通風システムが付いたコンテナ)
・サーマルコンテナ(断熱材が用意されたコンテナ)
・特定貨物コンテナ(動物の輸送や車の輸送など、特定の貨物だけを運ぶのに特化したコンテナ)
・開放型コンテナ(天井や壁のないコンテナ)
・オープントップコンテナ(屋根のないドライコンテナ)
・タンクコンテナ(液体や気体を運ぶコンテナ)


一般的な貨物の輸送で使われているのは、20フィートか40フィートのドライコンテナになります。

FCLかLCLにするか判断の基準は?

FCLにするか、LCLにするか判断の基準は、輸送したい貨物がそのコンテナの容量に見合っているのかを考慮してみることです。
FCLにする場合は、具体的には貨物の量が以下の量を超える時です。

・5㎡~7㎡を超えるとき=20フィートコンテナ
・8㎡~10㎡を超えるとき=40フィートコンテナ

貨物が大量でない場合は、LCLを検討してみましょう。
船便や航空便といった最適な手段で、目的地まで輸送してもらえます。

注意したい点は、コンテナはデッドスペースも発生するため、計算通りに貨物が詰み込めるとは限らないことです。
詳細は船荷会社かフォワーダーに問い合わせてみると良いでしょう。
弊社PortricheではFCLやLCLの手配も行っています。
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FCLとLCLのメリット・デメリットとは?

次にFCLとLCLは、それぞれどんなメリットやデメリットがあるのかを見ていくことにしましょう。

FCLのメリット

FCLのメリットは、荷主が一人なので税関などの申告や手続きがスムーズに行われる点があげられます。
また途中で他の荷主の貨物を仕分けるために、コンテナを開けるということもないので、貨物が紛失したり破損したりする危険がなくなります。

コンテナから貨物を仕分ける作業が発生しないため、貨物が到着してからも円滑に貨物の引き渡しが行われます。

FCLのデメリット

FCLのデメリットは、既定の量に貨物が達しない場合は、割高になることです。
コンテナ一本分の貨物が埋まらない場合は、LCLでの輸送を検討します。

FCLでは貨物が到着後、指定する倉庫までの輸送料金がかかることも覚えておきましょう。

LCLのメリット

LCLのメリットは貨物が小ロットの場合でも、少ない貨物量でも輸送してくれることです。
貨物の量に応じた料金を支払って、貨物を目的地まで輸送してもらえます。

LCLのデメリット

LCLのデメリットは、荷主が複数のため税関の手続き・貨物の積み下ろしで時間がかかる場合があることです。
貨物を仕分ける際に混載してしまったり、破損してしまったりする恐れもあるでしょう。

目的地が複数の場合は、寄港地で貨物の積み下ろしなどがあるため、コンテナを開けることがありますが、その際に貨物を紛失してしまうということも考えられます。

またコンテナに貨物を積み下ろしする際には、料金(CFSチャージ)がかかります。

FCLとLCL意味や違い・メリットデメリットを知り効率的な輸送を

FCLは荷主がコンテナを丸ごと一個借りて輸送することで、LCLは複数の荷主がコンテナをシェアして輸送する、輸送形態のことです。

FCLとLCLにはそれぞれメリット・デメリットがありますが、貨物の量によりFCLかLCLにするかを決めます。
この二つの違いを知っておくことで、適切な料金で貨物を輸送することができます。

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